山形県って、行ってみると本当に魅力がたくさんあるんですよ。将棋の街として有名な天童、戦国武将・上杉謙信ゆかりの地である米沢、クラゲで世界一を誇る加茂水族館がある鶴岡……ひとつの県にこれだけ個性的な観光地が集まっているのは、全国でもなかなか珍しいことだと思います。
この記事では、山形県を代表する5つの観光エリア、天童公園・舞鶴山、上杉神社、最上川船下り、羽黒山、そして加茂水族館の周辺で宿泊するのにぴったりな宿を7軒厳選してご紹介します。歴史と温泉、絶品グルメを存分に楽しみたいカップルにも、旅の醍醐味をとことん味わいたい一人旅派にも、家族旅行を計画しているご家族にも、きっとお気に入りの宿が見つかるはずです。
こんな人におすすめ
山形県への旅行を検討中の方で、こんなことが気になっている人にぴったりの記事です。
温泉に浸かってのんびりしたい、せっかくなら地元の名物をたっぷり食べたい、移動が少なく観光地に近い宿に泊まりたい。そんな欲ばりな旅人にとって、山形県は実は理想的な目的地なんですよね。天童温泉から鶴岡まで、エリアごとに個性まったく異なる宿が揃っているので、旅のスタイルに合わせて選びやすいのも山形県の魅力のひとつです。
この記事を読めばわかること、それは各宿の具体的な特徴と魅力、周辺の観光スポットとのアクセス、料金の目安と注意点です。ぜひ旅の計画に役立ててください。
山形県ってどんな場所?
山形県は東北地方の内陸部から日本海沿岸にかけて広がる、変化に富んだ地形の県です。最上川という日本三大急流のひとつが県内を縦断し、山あり平野あり海ありと、ひとつの県でさまざまな自然を体感できます。
観光資源も豊富です。将棋駒の生産量日本一を誇る天童市、上杉謙信・上杉鷹山という名君ふたりを輩出した歴史の街・米沢市、出羽三山の霊山として知られる羽黒山、そして世界最大のクラゲ展示数を誇る加茂水族館がある鶴岡市。山形新幹線を使えば東京から約2時間半でアクセスできるので、週末旅行にもぴったりなんです。
温泉地も多く、天童温泉、小野川温泉、湯田川温泉、温海温泉など、湯質も個性も違う名湯がそれぞれのエリアに点在しています。旅の疲れを癒す場所には困りません。
山形県のおすすめ宿7選
どんな宿?
天童公園・舞鶴山の観光拠点として最も便利なエリアにある天童温泉。その中でも長年にわたって人気を集め続けているのが、「ほほえみの宿 滝の湯」です。「人と自然にやさしい宿づくり」という理念を掲げ、1990年から自家農場での無農薬有機栽培を続けているというこだわりの姿勢が、多くのリピーターを生んでいます。
温泉はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉で、メタケイ酸を豊富に含んでいるため美肌効果が高いと評判です。女性用「紅の湯」、男性用「藍の湯」合わせて約1,000平方メートルという広大な花笠大浴場は、ゆったりと体を伸ばせる開放感が自慢。別棟には庭園の中に設けられた貸切風呂「湯庵」があり、こちらは源泉100パーセントのかけ流しで、二人だけのプライベートな時間を過ごすのに最適です。
料理にも力を入れています。山形牛を中心とした会席はもちろん、自家農園で育てた無農薬有機野菜がふんだんに使われています。化学調味料を使わない「安全・安心・美味しい」を徹底しているので、食の安全を気にする人にも安心して選んでもらえる宿です。2024年には貸切風呂のリニューアルも完了し、ラウンジスペースも一新。館内でのんびり過ごしたい人にも嬉しいアップデートがされています。
客室は本館・別館合わせて86室と規模感があり、和室から和洋室まで多様なタイプが揃っています。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々に異なる表情を見せる庭園を眺めながら過ごす時間は、日常とはまったく違う豊かさを感じさせてくれます。
おすすめポイント
「ほほえみの宿 滝の湯」ならではの最大の強みは、長年培ってきたオーガニックへのこだわりです。宿で提供される野菜の一部が自家農園産というのは珍しく、ファームから食卓へという流れがはっきりしているのは信頼感があります。天童公園まで徒歩圏内なので、春の桜まつりや人間将棋の時期に宿を取れば、観光と温泉を一度に楽しめます。
アクセス・行き方
JR山形新幹線天童駅から車で約3分、徒歩約15分です。無料送迎サービスも利用できます。山形北ICから車で約20分、天童ICからも約10〜15分です。
料金・営業時間
チェックイン15:00、チェックアウト10:00。1泊2食付きの料金は1名あたりおよそ18,700円〜となっています。プランによって幅があるため、予約サイトで最新情報をご確認ください。
2. 湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY|天童温泉
どんな宿?
天童温泉の中でも特に個性的な存在として注目を集めているのが、「湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY」です。館内に醸造所「天童ブルワリー」を備え、オリジナルクラフトビールを湯上がりにいただけるというのが、他の温泉旅館にはない最大の特色です。「世界一湯上がりが幸せな宿」を自称するだけあって、温泉からあがったあとの一杯のために宿泊するというリピーターも多いのだそう。
オールインクルーシブ形式のプランが人気で、天童ブルワリーのクラフトビール各種、山形のワインや地酒、朝の抹茶体験や夜のつったい鶏そばまでが宿泊料金に含まれています。余計なことを考えず、飲んで食べて温泉に浸かるという贅沢な時間が待っています。
クラフトビールのラインナップも個性的です。山形県産のそば粉を使いキレとコクが自慢の**「蕎麦ドライ」**は、クラフトビール口コミサイト「Beer365」で全国1位を獲得したことがある看板商品。さくらんぼの王様・佐藤錦をたっぷり使った「天使のさくらんぼ」など、山形らしさあふれるビールが揃っています。
温泉はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉。露天風呂つきの大浴場に加え、岩風呂とひのき風呂2種類の貸切露天風呂が用意されています。2024年には客室とラウンジもリニューアルされ、より快適な滞在環境が整いました。エントランスには江戸時代の旗本屋敷の門が移設されており、旅館の建物全体が一種のギャラリーのような雰囲気を持っています。
おすすめポイント
お酒が好きな人、特にクラフトビールが好きな人にとっては間違いなく最高の選択肢です。「麦祭」というビールイベントも毎年夏に開催されており、2026年は7月から8月にかけて実施予定です。温泉もビールも、山形の食も、まとめて楽しみたいカップルや友人グループに特におすすめです。
アクセス・行き方
JR山形新幹線天童駅から徒歩約15分、車で約5分。山形北ICから国道13号線経由で約8kmです。
料金・営業時間
チェックイン15:00、チェックアウト11:00。客室タイプやプランによって料金は異なりますが、予約サイトの参考価格として1泊2名で25,000円〜程度から宿泊できます。
どんな宿?
米沢市の奥座敷とも呼ばれる小野川温泉に佇む「河鹿荘」は、上杉神社観光の際に特に選んでほしい宿のひとつです。米沢駅から車で約20分、歴史情緒ある上杉神社や上杉博物館も十分アクセス圏内にあります。
小野川温泉の歴史は古く、開湯1,200年といわれ、小野小町がこの地の温泉で美しさを磨いたという伝説が残っているんです。まるで化粧水のようにとろりとした湯質が特徴で、メタケイ酸を豊富に含んだ温泉は美肌効果が高く、「温泉遺産」にも認定されています。河鹿荘では源泉100パーセントのかけ流しにこだわっており、露天風呂付きの大浴場「せせらぎ」「あさみどり」の2種類を時間帯によって男女入れ替えで楽しめます。
そして最大の魅力は、なんといっても料理です。日本三大和牛のひとつに数えられる米沢牛をメインに据えた会席は、圧巻の一言。すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキなどから選べる牛肉三昧膳は、口コミ夕食評価が4.6点という高評価を誇ります。盛り付けの美しさにも料理長のこだわりが感じられ、見た目も楽しめる会席になっています。朝食は山形県名物のお漬物や焼き魚が松花堂弁当風に盛られ、注文式の牛丼まで楽しめるという豪華さです。
2022年にリニューアルされたリバービュー客室は、全室から池の景色が望める設計になっており、客室にある最新マッサージ機も利用者から好評を得ています。全26室というこぢんまりとした規模感が、行き届いたサービスにつながっているのでしょう。
おすすめポイント
米沢牛をどうしても本場で食べたいという人にとって、河鹿荘は外せない選択肢です。じゃらんネットやエリア売上で常にトップクラスの評価を受けており、食事の満足度では群を抜いています。2026年4月より貸切風呂は有料となりましたが、1組2,000円・40分というリーズナブルな設定で、カップルや家族での利用にも安心です。
アクセス・行き方
JR山形新幹線米沢駅からバスで約25分、「小野川温泉」下車後徒歩約3分。車の場合は東北中央自動車道米沢中央ICから約20分です。上杉神社へは米沢駅で乗り換え、車で約10分程度です。
料金・営業時間
チェックイン15:00、チェックアウト10:00。じゃらんネット掲載の参考価格として、2名1室の場合1名あたりおよそ14,780円〜となっています。
どんな宿?
最上川船下りの拠点・戸沢村に位置する「高見屋 最上川別邸 紅」は、名湯一門・高見屋グループが運営する温泉旅館です。全ての窓から最上川の風雅な景色を眺めることができるという、ロケーションそのものが宿の最大の見どころといえます。
草薙温泉は最上川のほとりに湧く温泉で、最上川の清流が窓いっぱいに広がる眺望は、ほかではなかなか体験できないものです。川岸ぎりぎりに立つ旅館から眺める朝の最上川の静けさ、夕暮れ時に川面がオレンジ色に染まっていく様子は、一度見たら忘れられない絶景です。
最上川船下りの乗船場へのアクセスも非常に便利で、宿に荷物を預けてそのまま舟下りを楽しみ、宿に戻って温泉でゆっくり体をほぐすという理想的なコースが組めます。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で詠んだ「五月雨を 集めて早し 最上川」という句で有名なこの川を、船の上からと温泉の窓からと、2通りの視点で楽しめるのは旅の贅沢というものです。
料理は山形の山と川の幸を取り入れた会席料理で、地元の旬の食材を中心に構成されています。スタッフの接客の丁寧さも口コミで高く評価されており、楽天トラベルなどの予約サイトでも4つ星評価を獲得しています。
おすすめポイント
最上川船下りを軸に旅程を組む人にとって、紅はこれ以上ないほど理想的な立地にあります。川のすぐそばという地の利を最大限に活かした設計で、旅情たっぷりに過ごせる宿です。新庄市内の観光にも車で約40分とアクセスできます。
アクセス・行き方
東京・仙台方面から東北自動車道・村田JCT経由で山形道・山形北ICより国道13号を進み、さらに国道47号を経由します。新庄駅から車で約40分です。最上峡芭蕉ライン観光の乗船場「戸澤藩船番所」からも近い距離にあります。冬季は雪道のためスタッドレスタイヤが必要です。
料金・営業時間
チェックインおよびチェックアウトの時間はプランによって異なります。楽天トラベル等の参考価格では1泊2食付きで1名あたりおよそ8,500円〜から設定があります。季節によって大きく変動しますので、予約サイトでの確認をお勧めします。
5. SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE|鶴岡
どんな宿?
羽黒山、加茂水族館、そして庄内平野の観光拠点として鶴岡エリアを選ぶなら、「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」は最初に検討してほしい宿です。世界的な建築家・坂茂氏が設計を手がけ、水田の中に木造建築が浮かぶようにデザインされたという外観は、訪れた人に必ずと言っていいほどの驚きを与えます。
風のない日には、水が張られた水盤に建物や雲、夕日が映り込み、まるでボリビアのウユニ塩湖を思わせるような幻想的な光景が生まれることも。これを目当てに訪れる旅行者も少なくありません。「Casa BRUTUS」や「CREA」など多数のライフスタイル誌に掲載されてきた実績が、その美しさを証明していますよね。
館内は木の温もりを大切にしたシンプルな設計で、全119室の客室棟は月山、羽黒山、湯殿山という出羽三山の名前が付けられた3つの棟に分かれています。地下1,200メートルから汲み上げる源泉かけ流しの天然温泉、2021年に新設されたサウナ、合計約2,000冊を蔵書するふたつのライブラリー、そしてフィットネス施設まで揃っており、外に出なくても館内だけで一日過ごせてしまいます。
レストランでは庄内産の食材を知り尽くしたシェフによる料理が提供され、庄内の酒蔵の日本酒や県内ワイナリーのワインと合わせて楽しめます。朝食は庄内食材にこだわった和食ビュッフェで、地元の恵みを丸ごと味わえます。夕食はプリフィクス形式で、前菜とメイン料理から好みの3品とデザートを選ぶスタイルも用意されています。
おすすめポイント
デザインと自然と食が高いレベルで融合した、山形県でも特に話題性の高い宿です。2026年は羽黒山が12年に一度の「午年御縁年」という特別な年にあたり、地元の注目も集まっています。そんな節目の年に訪れる旅の宿として、スイデンテラスはシンボル的な存在感を放っています。羽黒山へは車で約30分、加茂水族館へは車で約20分とアクセスも良好です。
アクセス・行き方
JR鶴岡駅から車で約5〜10分。駐車場は150台まで無料で利用できます。電車やバスの場合は、庄内空港からのアクセスバスに乗り「サイエンスパーク」で下車すればホテルはすぐ目の前です。庄内空港から車で約20分です。
料金・営業時間
チェックイン15:30、チェックアウト10:00(プランによりチェックアウト11:00の場合あり)。素泊まりプランで1名あたり13,000円台〜。食事付きプランはさらに上の価格帯になります。最新の料金はじゃらんネットや公式サイトでご確認ください。
どんな宿?
加茂水族館や羽黒山への観光をメインに計画している人で、地元の温泉情緒もたっぷり味わいたいという場合に特におすすめしたいのが、「湯田川温泉 つかさや旅館」です。鶴岡市内にある湯田川温泉は、全国的な知名度こそ高くないものの、地元の人々に古くから愛されてきた名湯で、全国的にも屈指の新湯注入率を誇る天然かけ流しの温泉が自慢です。加水・加温・循環を一切行わない、極めて純粋な天然温泉を体験できるのはとても貴重なことです。
つかさや旅館は、そんな湯田川温泉の宿の中でも地元案内に力を入れていることで知られています。羽黒山、加茂水族館、由良海岸の白山島など、庄内エリアの観光スポットを巡る一泊二日のモデルコースを提案してくれるなど、旅行者へのきめ細かなサポートが好評です。ローカルならではの旅、穴場スポットへの案内を求めている人にはとりわけ心強い宿といえます。
湯田川温泉の温泉街には足湯も点在しており、旅館の外に出て散策するだけで湯治場のような落ち着いた雰囲気を味わえます。温泉街には旧七内旅館跡地の一角を使った足湯もあり、夕涼みがてら浸かるのもおすすめです。
おすすめポイント
地元密着型の温かいおもてなしが魅力の旅館です。ガイドブックに載っていないような庄内のローカルな魅力を教えてもらえるので、何度かエリアを訪れたことのある人も新しい発見があるはずです。湯田川温泉は3月下旬から11月下旬まで利用できる足湯も楽しめます。
アクセス・行き方
JR鶴岡駅から車で約15分程度。加茂水族館へは車で約30分、羽黒山へも車でアクセスできます。庄内空港から車で約20分程度です。
料金・営業時間
プランや時期によって料金は変動します。予約の際は直接旅館や予約サイトでご確認ください。
どんな宿?
加茂水族館から車で約6分という近さを誇る「愉海亭 みやじま」は、全室オーシャンビューという日本海の絶景が最大の売りの温泉旅館です。鶴岡市の日本海側に位置する湯野浜温泉に立地しており、客室の窓いっぱいに広がる日本海の景色は、宿に着いた瞬間から旅気分を最高潮に高めてくれます。
源泉かけ流しの温泉と月替わりの会席料理も評判で、山形道鶴岡ICから車で約20分、庄内空港からはタクシーで10分という好アクセスも人気の理由のひとつです。加茂水族館を午前中に訪れてから宿に向かうという動線がとてもスムーズに取れるので、加茂水族館をメインにした旅程を組む人には特に便利な立地といえます。
湯野浜温泉そのものも魅力があります。日本海を眺めながら入れる露天風呂からの眺めは格別で、水平線に沈む夕陽が見られる宿の立地は、山形の日本海沿岸ならではの体験を提供しています。
トリップアドバイザーでの評価は4.3点と高く、旅行者からは接客の良さと料理のクオリティが特に高く評価されています。
おすすめポイント
クラゲの水族館でも知られる加茂水族館を訪れた後、日本海の夕日と温泉で締めくくるというコースは、鶴岡旅行の王道プランといえます。全室オーシャンビューというのは贅沢なことで、波音を聞きながら眠れる非日常体験が待っています。
アクセス・行き方
庄内空港からタクシーで約10分。JR鶴岡駅からはバスで約40分。山形自動車道鶴岡ICから車で約20分です。
料金・営業時間
チェックイン15:00、チェックアウト12:00。Trip.comの参考価格として1泊2食付きで1名あたりおよそ22,000円〜となっています。料金はプランや時期によって変動しますので、最新情報は予約サイトでご確認ください。
山形県の観光地へのアクセスまとめ
東京から山形県へ
山形新幹線「つばさ」を利用すれば、東京から天童まで約2時間20〜30分、米沢まで約2時間10分とアクセスできます。鶴岡へは羽田空港から庄内空港まで約1時間のフライトが便利です。
各観光地へのアクセス
天童公園・舞鶴山へはJR天童駅から徒歩約15分、または車で約5分です。春の桜の季節や人間将棋が行われる時期は特に混雑します。
上杉神社へはJR米沢駅から路線バスで約10〜15分、または車で約5〜10分。米沢城本丸跡の松岬公園の中にあります。
最上川船下りの乗船場「戸澤藩船番所」へはJR古口駅から車で約10分です。舟下りは季節によって運航時間が異なりますので、事前予約が必要です。料金は大人2,500円〜です。
羽黒山へはJR鶴岡駅から路線バスで約50分。随神門から山頂までは2,446段の石段を歩くルートが有名で、体力に応じて登り方を選べます。五重塔は国宝に指定されており、杉並木の中に佇む姿は圧巻です。
加茂水族館へはJR鶴岡駅からバスで約30分、または車で約30分。世界最大級のクラゲ展示を誇り、50種類以上のクラゲが幻想的な照明の中で泳ぐ「クラゲドリームシアター」は必見です。
注意点・知っておきたいこと
各宿の料金は繁忙期と閑散期で大きく変動します。特に桜の季節、ゴールデンウィーク、紅葉シーズン、年末年始は早めの予約がおすすめです。
山形県は冬季に積雪が多く、特に内陸部では路面凍結も起こります。12月から3月にかけて車でお越しの場合は、スタッドレスタイヤの装着が必須です。天候によって最上川船下りが運休になるケースもあるため、事前の確認を忘れずに。
温泉の泉質や効能は宿によって異なります。持病のある方や妊娠中の方は、入浴前にかかりつけ医にご相談ください。
まとめ
山形県は、自然と歴史と温泉と食が凝縮された、旅のコストパフォーマンスが非常に高い県です。将棋の天童、上杉の米沢、芭蕉の最上川、修験道の羽黒山、クラゲの加茂水族館……これだけの顔を持つ県はなかなかありません。
天童温泉エリアなら「ほほえみの宿 滝の湯」や「湯坊いちらく」、米沢・上杉神社エリアなら「河鹿荘」、最上川船下りなら「高見屋 最上川別邸 紅」、鶴岡エリアなら「スイデンテラス」「湯田川温泉 つかさや旅館」「愉海亭 みやじま」と、それぞれのエリアにしっかりした受け皿となる宿があります。
旅のテーマや目的地に合わせて宿を選び、山形県ならではの時間を思い切り楽しんでください。きっと忘れられない旅になるはずです。

