上高地に泊まりたい、ずっとそう思っていました
「上高地」という言葉を聞くと、どんなイメージが浮かびますか?澄みきった梓川、穂高連峰の雄大なシルエット、早朝の霧に包まれる大正池……。日帰り旅行でも十分すぎるほどの感動がありますが、「いつかは泊まりで行きたい」と夢見ている方も多いはずです。
私も初めて上高地を訪れたのは日帰りでした。バスを降りてから河童橋に向かう道、木漏れ日の中で深呼吸した瞬間、思わず「ここに泊まれたらどれだけ幸せだろう」と感じたのを今でも覚えています。宿泊者だけが体験できる朝靄の中の散策、静まり返った夜の星空、誰もいない夜明けの河童橋……。日帰りでは到底味わえない、特別な上高地がそこにはあるんですよね。
この記事では、上高地で宿泊するなら外せない7軒をご紹介します。河童橋・大正池・明神池・ウェストン碑周辺など、エリアや目的別に厳選しましたので、ご自分にぴったりの宿探しにぜひ役立ててください。
こんな方におすすめの記事です
自然の中でゆっくりリセットしたいカップルや夫婦、早朝の絶景を独り占めしたい絶景好き、登山やトレッキングの前泊・後泊先を探している方、非日常の体験を求める一人旅派、そして「一度でいいから上高地に泊まりたい」と思い続けている方、みなさんにとって有益な情報をお伝えします。
上高地ってどんな場所?泊まる前に知っておきたい基本情報
長野県上高地とは
上高地は長野県松本市に位置する標高約1,500メートルの山岳景勝地です。北アルプス・穂高連峰の麓に広がるこのエリアは、1952年に国の特別名勝および特別天然記念物に指定されており、日本屈指の自然保護区として大切に守られています。
その美しさを世界に広めたのが、明治時代の英国人宣教師ウォルター・ウェストンです。彼が「日本アルプス」の魅力を著書で紹介して以来、上高地は国内外から多くの登山家や旅行者を引きつけるようになりました。毎年、穂高神社奥宮のそばにあるウェストン碑の前では、登山シーズン開幕を祝う「ウェストン祭」が行われます。
梓川の清流にかかる木製の吊り橋・河童橋、焼岳の噴火でせき止められた幻想的な湖・大正池、穂高神社奥宮のある神秘の湖・明神池、自然湿原が広がる田代池・田代湿原など、数々の絶景スポットが点在しています。
上高地の開山期間について
上高地は毎年4月下旬に開山し、11月中旬に閉山します。冬期間は一般の方は入山できませんので、宿泊を検討する場合は必ず事前に各宿の営業期間を確認しましょう。また、上高地へのマイカー乗り入れは通年で規制されており、沢渡または平湯の駐車場からシャトルバスやタクシーへの乗り換えが必要です。これは自然環境保護のための取り組みで、上高地の美しさを守るために欠かせないルールです。
上高地・絶景宿7選
1. 上高地温泉ホテル|明治19年創業、源泉かけ流し天然温泉が自慢の老舗宿
ウェストン碑からほど近い梓川のほとりに、四階建ての和風旅館が静かに建っています。上高地温泉ホテルは明治19年(1886年)創業という上高地でも屈指の歴史を誇り、芥川龍之介や高村光太郎ほか多くの文人墨客が愛した宿としても知られています。河童橋と大正池のほぼ中間に位置し、散策の拠点としても使い勝手抜群の立地です。
この宿の最大の魅力は、なんといっても自家源泉かけ流しの天然温泉です。敷地内に3つの源泉を持ち、約70度の高温源泉と約45度の適温源泉を組み合わせて利用しています。露天風呂・樽風呂・岩風呂と、種類豊富なお風呂が揃っており、木々のほかに遮るもののない空を見上げながら湯に浸かれば、大自然と一体になるような至福の感覚を味わえます。館内のお湯はすべて温泉を使用しているというこだわりも、温泉好きにはたまりません。また、外来入浴も受け付けており(午前7時〜9時、午後12時30分〜15時30分、料金1,000円)、日中の散策途中に立ち寄る旅行者にも開かれた宿です。
客室は和室を中心に構成されており、川側と山側から選ぶことができます。眺めのよい川側客室からは梓川の清流が間近に感じられ、山の朝を五感で体感できます。館内に漂う落ち着いた雰囲気は、長い歴史の積み重ねから生まれたもの。アルプスを描いたギャラリーや四季の上高地を映すスライド上映スペースもあり、ゆっくりとした時間の流れを楽しめます。
食事は地元の食材を中心にした和会席料理が基本で、信州の山の幸をていねいにまとめた膳が旅の疲れを癒してくれます。朝食はバイキング形式で野菜の惣菜の種類が豊富と評判です。上高地の短い夏の朝を温かなご飯でスタートするひとときは、旅の記憶に深く刻まれることでしょう。
おすすめポイント: 楽天トラベルから予約可能で、上高地では2施設しかない天然温泉をかけ流しで楽しめる貴重な宿です。歴史ある雰囲気と温泉を求める方、河童橋と大正池の両方を拠点に散策したい方に特に向いています。静かなウェストン碑エリアに位置するため、観光客が集まる河童橋周辺とは違う上高地の落ち着いた顔を楽しめます。
アクセス・料金・注意点
JR松本駅からアルピコ交通上高地線で新島々駅へ約30分、路線バスで上高地方面へ乗車し「帝国ホテル前」バス停下車後、徒歩約7〜10分です。チェックインは15時〜18時、チェックアウトは10時。全55室。2026年度の営業期間は4月17日から11月14日の設定を確認しています。料金はプランや時期により異なりますので楽天トラベルで最新情報をご確認ください。夜19時(7・8月は20時)以降はゲートが施錠されるため、到着時刻には余裕を持って計画を立てましょう。
2. 上高地ホテル白樺荘|河童橋横の絶景宿、信州おもてなしの真髄
河童橋を渡ると正面に見えてくる大きな建物、それが上高地ホテル白樺荘です。昭和2年(1927年)に丸西食堂「白樺」として創業したこの宿は、創業から約100年にわたり上高地の中心でお客様を迎えてきました。
2018年のリニューアルで客室が一新され、自然材をふんだんに取り入れた和モダンな装いに生まれ変わりました。穂高連峰を窓いっぱいに望む絶景の部屋、眺望テラス付きのデラックスルーム、ハンモックでゆらゆら揺られながら過ごせる最上級の部屋など、55室(洋室38・和室17)から選べます。「穂高連峰を独り占めできる和の寛ぎ」というキャッチフレーズが大げさでないほど、どの客室からも雄大な景色が楽しめるんですよね。
食事は信州の味にこだわった山の懐石料理と上高地バイキングが評判です。地元で採れた旬の食材を使った丁寧な料理は、体の内側から上高地の自然に馴染んでいくような感覚を覚えます。大浴場「木漏れ日の湯」も人気で、散策の後に森の中の湯浴みを楽しむ感覚が旅の疲れを癒してくれます。
さらに、「白樺自然学校」という体験プログラムが充実しているのもこの宿の特長です。なかでも夜の星を観るナイトツアーは特に人気が高く、光害の少ない上高地ならではの満天の星空をガイドとともに堪能できます。河童橋のたもとという抜群のロケーションのおかげで、早朝の梓川散策も夕暮れの絶景観賞もホテルを一歩出ればすぐに楽しめます。
おすすめポイント: 河童橋に最も近い宿のひとつで、上高地の絶景を思い切り楽しみたい方に最適です。和モダンにリニューアルされた客室の清潔感と、ナイトツアーなどのアクティビティが充実しているため、カップルや夫婦での旅に特におすすめです。
アクセス・料金・注意点
JR松本駅から新島々駅経由でバスに乗り換え、上高地バスターミナルへ。バスターミナルから梓川沿いに徒歩約3分です。シャトルバスは沢渡から1,350円(片道)、平湯から1,180円(片道)。チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料金は1名1泊2食付き・税サ込で18,000円から(プランにより異なります)。冬季は休業となります。
3. 上高地ルミエスタホテル|ウェストン碑の近く、天然温泉かけ流しの癒し宿
上高地でも珍しい2施設しかない天然温泉を持つ宿、それが上高地ルミエスタホテルです。ウェストン碑の近くに位置するウエストン園地のほとりに静かに建つこのホテルは、梓川右岸の穴場的ロケーションで、河童橋周辺の喧騒から少し離れた「本当の上高地」を感じさせてくれます。
その歴史は1900年代初頭にまでさかのぼり、かつて「清水屋旅館」として開業。日本アルプスを世界に紹介したウォルター・ウェストンが定宿としていたことでも有名で、洋画家・詩人の高村光太郎と智恵子夫妻が滞在したことでも知られる、上高地の文化的な記憶を引き継ぐ宿です。その後、全面改装を経て2014年に現在の「上高地ルミエスタホテル」として生まれ変わり、2024年6月にはさらにリニューアルオープンしています。
この宿の最大の魅力は、地下150メートルから湧き出る源泉を100%かけ流しで楽しめる天然温泉です。源泉温度は45度の適温で、加温も加水も一切なし。露天風呂・大浴場・貸切風呂はもちろん、なんと全客室のお風呂にもこの源泉を使用しているというぜいたくさです。上高地では本当に希少な天然温泉ですから、温泉好きの方にはたまらない宿です。
客室は25室と小ぢんまりした規模感で、全室から梓川と山々が眺められるという徹底したロケーションへのこだわりが光ります。最上級の「ラグジュアリーシアタールーム」は56平方メートルのゆったりした空間で、客室のお風呂から窓越しに外の景色を楽しむことができます。
食事では、専属ソムリエが信州産ワインとのマリアージュを提案してくれる本格フレンチが人気です。ローストビーフと72時間かけて仕上げるコンソメスープは多くのファンが通い詰める伝統の一品です。食後はホテルのテラスでぼんやりと夜空を見上げてみてください。周囲に灯りが少ない上高地ならではの満天の星が、静かに降り注いでくるように感じられます。
おすすめポイント: 天然温泉かけ流しと歴史的な佇まい、静かなロケーションが三位一体となった唯一の宿です。ウェストンが愛した自然の中でゆっくりと英気を養いたい方、温泉と絶景を同時に楽しみたい方に強くおすすめします。
アクセス・料金・注意点
上高地バスターミナルから梓川沿いを歩いて約15〜20分ほど、ウエストン園地の近くに位置します。料金は大人1名1泊2食付き・税サ込・宿泊税別途で44,150円から(2026年度)。チェックインは14時、チェックアウトは11時。客室数が少ないため予約は早めに。
4. 星降るホテル 上高地大正池ホテル|大正池のほとり唯一の宿で星空を独り占め
バスで上高地に入り、釜トンネルを抜けると視界が開け、左手には焼岳、正面には穂高連峰が姿を現します。そして、その絶景のただ中に静かに佇む湖・大正池のほとりにある唯一の宿が星降るホテル 上高地大正池ホテルです。
大正4年(1915年)の焼岳噴火によって生まれたこの湖は、幻想的な立ち枯れの木々と水面に映り込む穂高連峰で知られています。昭和28年(1953年)に創業した大正池ホテルは、約70年以上にわたってこの絶景と共に歩んできました。上高地散策の出発点として多くの人が「大正池バス停」で下車するため、宿泊者にとっては最高の玄関口でもあります。
この宿の大きな特長のひとつが、「星降るホテル」という愛称で知られる夜空の美しさです。上高地の中でも大正池周辺は周囲の灯りが特に少なく、条件が揃えば夜空が水面に反射するほど漆黒の闇に包まれます。宿では池のほとりで横になって星空を眺めるためのベンチの貸し出しや、星空観察会も実施しています。天の川を肉眼ではっきりと見える夜空は、都会では絶対に体験できない感動です。
河童橋までは徒歩で約60分のトレイルを楽しみながらたどり着けますし、バスでなら約10分。大正池を出発点に田代池・田代湿原へと続く遊歩道散策は、朝もやがかかる早朝に歩くのが特におすすめです。宿泊者であれば早朝の人のいない大正池を存分に堪能できるのが最大の特権といえます。
おすすめポイント: 大正池のほとりという代替不可能なロケーションと、満天の星空体験が最大の魅力です。上高地の玄関口から旅をスタートしたい方、星空が好きな方、早朝の幻想的な湖の景色をのんびり楽しみたい方に最適な一軒です。
アクセス・料金・注意点
新島々駅からバスで約50分、「大正池バス停」下車後、徒歩0分という抜群のアクセスです。チェックインは15時、チェックアウトは10時。2026年のご予約受付は2月1日から開始され、4月24日から8月31日分が受付対象となっています(時期により異なりますので公式情報をご確認ください)。チェックイン前の手荷物預かりにも対応しています。
5. 上高地アルペンホテル|梓川のせせらぎと和の温もり、コスパも光る穴場宿
河童橋からやや歩いた梓川のそばに、木のぬくもりを感じさせる建物が見えてきます。上高地アルペンホテルは、吹き抜けの広いロビーに暖炉を備えたクラシカルな雰囲気が魅力の宿です。
バスターミナルから徒歩約10分(未舗装路)という立地は、荷物が多いと少し大変ですが、その分、到着した瞬間に「上高地の森の中に来た」という感覚が高まります。周囲の喧騒から距離を置いた静かな環境で、じっくりと自然に向き合いたい方に向いています。
客室は和室・和洋室・ドミトリータイプなど幅広いラインナップが揃っており、広さ14.5畳の和室もあります。館内の大浴場は宿泊者だけでなく、朝9時から日帰り入浴も受け付けているため、登山帰りの方にも利用されている地域に開かれた宿です。
食事は信州の食材をふんだんに使った和風会席料理が中心で、信州サーモンや信州牛といった地元ならではの食材が膳を彩ります。梓川の流れを感じながら食事をする時間は、山歩きの後の体にやさしく染み渡ります。
チェックアウト時刻が9時30分と早めに設定されているため、チェックアウト後も大浴場を利用できる点(要確認)は散策派には助かるポイントです。
おすすめポイント: 帝国ホテルや五千尺ほどの高級感はなく、手が届きやすい価格帯で上高地の宿泊を体験できる点が魅力です。大浴場完備で日帰り温泉にも対応しており、登山・トレッキングの拠点として使い勝手の良い宿です。
アクセス・料金・注意点
上高地バスターミナルより徒歩約10分(未舗装路)。梓川のほとりに位置し、明神池・大正池いずれへのハイキングにも便利なロケーションです。チェックインは14時30分、チェックアウトは9時30分。料金は大人2名1泊合計で53,900円〜70,400円が目安(プラン・時期により変動)。2026年の営業期間は4月17日から11月14日の設定があります。
6. 朝焼けの宿 明神館|河童橋から約3km、奥上高地の一軒宿で迎える静寂の朝
「明神館まで歩いてきてほしい」と、宿の支配人は語ります。それだけの価値が、河童橋の先に広がる奥上高地にはあるんですよね。朝焼けの宿 明神館は、梓川沿いを河童橋から約3キロメートル歩いた先、明神の地に佇む一軒宿です。
この宿の歴史は深く、江戸時代に松本藩の御用林として木材搬出の拠点「徳郷小屋」として始まったとされています。ウォルター・ウェストンもかつてこの宿に泊まり、高村光太郎とも縁があるという歴史の重みが、宿の空気の中にゆっくりと滲んでいます。やがて穂高岳が明神岳と改名されたことにより宿の名も「明神館」へと変わり、現在に至ります。
明神池の近くに位置するこの宿の朝は格別です。宿の前から見上げると険しい岩肌の穂高岳が迫り、朝日に染まる空と山が重なり合う「朝焼け」の瞬間は、遠くから来た旅人に静かな感動を与えてくれます。宿名「朝焼けの宿」はまさにそこから来ています。
客室は34室(和室26・相部屋8)で、昔ながらの山小屋旅館の趣を持つシンプルな宿です。館主自らが撮影した自然の写真が客室や館内のあちこちに飾られており、その愛情深い雰囲気が訪れる人の心を温かくします。春にはニリンソウの群生やイワカガミが咲き誇り、秋には黄金色に染まる木立の中に包まれます。
おすすめポイント: 観光地的な賑わいから離れ、上高地の本来の姿と静寂を味わいたい方に特におすすめです。料金帯が比較的手頃なため、上高地宿泊が初めての方の入り口としても選びやすい宿です。穂高神社奥宮への参拝や明神池の散策を心ゆくまで楽しめる立地は、何物にも代えがたい魅力です。
アクセス・料金・注意点
上高地バスターミナルから梓川沿いの遊歩道を徒歩約50〜60分。途中、美しい林間の散策を楽しみながら向かいましょう。チェックインは15時、チェックアウトは8時30分と早め。料金は相部屋2食付き・税込で11,000円から、一般和室は2名利用時の1名料金で15,000円〜18,000円が目安です(2026年度情報)。
上高地へのアクセスまとめ
上高地へのアクセスで覚えておくべき最重要ポイントは、マイカーでは上高地まで直接入れないということです。自然保護のための通年マイカー規制があり、自家用車はもちろん、レンタカーや二輪車も対象です。
電車・バスでお越しの場合
東京方面からは、新宿駅からJR中央線特急に乗り松本駅まで約2時間50分。北陸新幹線をご利用の場合は東京駅から長野駅まで約1時間40分、篠ノ井線で松本駅まで約50分です。松本駅からはアルピコ交通上高地線に乗り換えて終点・新島々駅へ約30分、そこから路線バスで上高地バスターミナルまで約1時間5分かかります。名古屋方面からはJR中央本線特急で松本駅まで約2時間が目安です。
お車でお越しの場合(沢渡乗り換え)
長野自動車道松本インターチェンジから国道158号線で沢渡まで約1時間10分(約33キロメートル)。沢渡の駐車場(700円/日)に車を停め、シャトルバスか タクシーに乗り換えます。シャトルバスは片道1,350円、往復2,300円。タクシーは沢渡から上高地まで4,600円が目安です。
岐阜・富山方面からの場合(平湯乗り換え)
高山駅から濃飛バスで平湯まで約1時間40分。あかんだな駐車場(600円/日)からシャトルバスで上高地へ。シャトルバスは片道1,180円、往復2,090円。タクシーは平湯から5,000円(別途安房トンネル通行料1,580円)が目安です。
上高地宿泊の注意点まとめ
上高地での宿泊を計画する際には、いくつか知っておくと安心なポイントがあります。
まず営業期間についてです。上高地の宿は基本的に冬季は閉山に合わせて休業します。おおむね11月中旬に閉山し、翌年4月下旬に再開山するサイクルです。ただし宿ごとに細かい営業開始・終了日が異なりますので、予約前に必ず各宿の最新情報をご確認ください。
次に夜間の外出について。上高地は夜間に釜トンネルが施錠されるため、宿への到着は18時前を目安にする必要があります。宿によっては21時以降の外出に制限がある場合もありますので、星空観察や早朝散策のルールは事前に確認しておくと安心です。
携帯電話の通信状況も場所によっては不安定なことがあります。完全につながらない場合もあるため、オフラインで使えるマップのダウンロードや、紙の地図の持参をおすすめします。
また、宿泊税については2026年6月1日から長野県および松本市の宿泊税(1名様1泊につき200円)が帝国ホテルなどで加算されることが公式から案内されています。各宿に確認のうえ旅行計画を立ててください。
まとめ|上高地の宿泊は、一度体験したら必ずまた来たくなります
上高地に泊まる旅は、訪れた誰もが「また来たい」と思う旅になります。それは早朝の誰もいない河童橋から見る穂高連峰かもしれないし、宿の窓から眺める朝霧に包まれた梓川かもしれない。夜空いっぱいに広がる天の川かもしれないし、暖炉の火を囲んで過ごすロビーの静かなひとときかもしれません。
日帰りでは絶対に感じられない、上高地の本当の顔が宿泊者だけを迎えてくれます。
今回ご紹介した6軒は、それぞれに全く異なる個性と魅力を持っています。歴史と格式を誇る帝国ホテルの贅沢な滞在も、大正池のほとりで星空を見上げる夜も、奥上高地の一軒宿で迎える静かな朝焼けも、どれが正解というわけではありません。あなたが「この宿にしよう」と心が動いた瞬間、それがきっとあなたにとっての正解です。
いつか必ず行こうと思っていた上高地の旅、今年こそ計画してみませんか。
掲載の料金・営業期間・アクセス情報等は2026年4月時点の情報を基に作成しています。最新情報は各宿泊施設に直接ご確認ください。

