群馬・草津温泉を遊び尽くす!湯畑・西の河原公園・熱乃湯・草津フォレストステージ完全ガイド

関東地方・観光地

草津温泉に行ったことはありますか?

「いつか行きたい」と思いながら、なかなか踏み出せていない方も多いのではないでしょうか。実際に初めて草津を訪れたとき、あの湯けむりがたちのぼる光景に思わず息をのみました。日本三名泉のひとつとして名高い草津温泉は、温泉だけでなく、見る・体験する・感じるという、すべての感覚を満たしてくれる場所です。

この記事では、草津温泉の代表的な4スポット「湯畑・西の河原公園・熱乃湯・草津フォレストステージ」を徹底的にご紹介します。はじめて草津を訪れる方にも、リピーターの方にも、ぜひ参考にしていただければうれしいです。

この記事でわかること:湯畑の魅力と楽しみ方、西の河原公園の見どころ、熱乃湯での湯もみショー・体験情報、草津フォレストステージの詳細、各スポットへのアクセス・料金・注意点まとめ。

こんな方におすすめです:温泉と絶景どちらも楽しみたい方、カップルや家族での旅行を計画中の方、日本の伝統文化を体験したい方、温泉だけでなくアクティビティも楽しみたい方。


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草津温泉ってどんなところ?まずは基本情報をおさえよう

群馬県吾妻郡草津町に位置する草津温泉は、有馬温泉・下呂温泉とならぶ日本三名泉のひとつです。標高約1,200メートルに位置し、東京からのアクセスもよく、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

草津温泉の最大の特徴はその圧倒的な湯量の豊富さです。温泉の自然湧出量は日本一を誇り、温泉街全体での湧出量は毎分32,300リットル以上。まさに大地のエネルギーが絶え間なく湧き続けている場所なんですよね。

泉質は酸性の硫黄泉が主で、pH値は約2.1という強酸性。殺菌効果が高く、古くから「草津の湯は万病に効く」と言われてきました。「恋の病以外はどんな病気でも治る」という言い伝えも残っているほどです。

温泉街の中心にはシンボルの「湯畑」があり、そこを起点として徒歩圏内に観光スポットが点在しています。大正ロマン漂う温泉街の雰囲気も、草津ならではの魅力のひとつ。石畳の路地を浴衣でそぞろ歩きするだけでも、非日常の空気を思いきり楽しめます。


草津温泉のシンボル・湯畑の魅力

草津温泉を語るうえで、欠かせないのが湯畑です。温泉街のど真ん中に位置するこのスポットは、草津観光の出発点であり、何度訪れても飽きない圧倒的な存在感を放っています。

湯畑とは、源泉から湧き出る温泉を「湯桶」と呼ばれる木製の容器に通して冷ます、草津独自の仕組みのこと。7本の湯桶が並び、毎分約4,000リットルという驚異的な量の温泉が絶え間なく流れ続けています。その周囲には石畳の遊歩道が整備されており、もうもうと立ちのぼる白い湯けむりのなかをゆっくりと歩きながら見学できます。

湯畑の見学は24時間可能で、無料です。夜になると幻想的なライトアップが施され、昼間とはまったく異なる表情を見せてくれます。湯けむりが夜の光に照らされ、まるで幻の世界に迷い込んだような感覚です。

湯畑の東岸には、24時間利用できる無料の足湯もあります。総檜造りの趣ある東屋の下で、旅の疲れをゆっくりと癒やすことができます。タオルを一枚持参するだけで立ち寄れるので、散策のついでにぜひ。

湯畑では「湯の花」と呼ばれる、温泉成分が析出したふわふわとした白い成分も見られます。古くから入浴剤として重宝されてきた貴重なもので、温泉街のお土産としても人気があります。湯畑を囲む遊歩道に設置された「白根山ベンチ」では、ゆっくりと景色を眺めながら休憩できます。


Tips① 湯畑の夜が格別なわけ

昼間の湯けむりが立ちのぼる景色も最高ですが、日没後のライトアップは格別です。25時まで点灯しているので、夕食後の夜散歩にぴったり。湯上がりにぶらりと出かけると、草津の夜の雰囲気をより深く楽しめますよ。タオルと羽織るものを一枚持って、ぜひ足湯と合わせて立ち寄ってみてください。


神秘の別世界・西の河原公園を歩く

湯畑から歩いて約10〜15分、温泉街の西端に位置するのが西の河原公園です。「サイノカワラ」と読み、冥府の河原を思わせるような独特の景観が広がっています。付近一帯は上信越高原国立公園の特別地域に指定された、自然保護の面でも重要なエリアです。

公園内のいたるところから源泉が湧き出し、毎分1,400リットルの温泉が湯の川となって流れています。その川の周囲には遊歩道が整備されており、湯けむりのなかをゆったりと散策できます。川面からもくもくと立ちのぼる蒸気と、温泉成分で緑色に染まった石や地面が、まるで別の惑星のような神秘的な光景を生み出しています。はじめて見たときの衝撃は、ちょっと忘れられません。

かつてこの地は、鬼が住む場所「鬼の泉水」と呼ばれ恐れられていたと伝わっています。今でも「鬼の茶釜」「鬼の相撲場」などの名称が残っており、歩きながらその由来を想像するのも楽しいですよ。

西の河原公園の入場は無料です。公園内には足湯もあり、湧き出る温泉に足だけ浸けながら自然を感じられます。ただし源泉は強い酸性ですので、直接触れないよう注意が必要です。

日没から22時まで実施されているライトアップも見逃せません。光に照らされた湯けむりと幻想的な河原の景色は、昼間とはまったく違う草津を見せてくれます。湯上がりのロマンチックな夜散歩にぴったりのスポットです。

公園の奥には西の河原露天風呂が整備されており、日帰り入浴も楽しめます。男女合わせて500平方メートルという、テニスコート約2面分の広さを誇る大露天風呂で、万代鉱源泉の湯に全身を沈めながら四季折々の自然を感じられます。


Tips② 岩が緑色なのはなぜ?

西の河原公園を歩くと、岩や地面が緑色になっているのに気づきます。これは「イデユコゴメ」と呼ばれる藻が生育しているためです。強い酸性の温泉のなかでも育つことができる珍しい藻類で、人体への害はありません。草津の温泉成分と自然の生命力が生み出す、ここだけの景色です。散策しながら、ぜひ観察してみてください。


江戸から続く伝統体験・熱乃湯で湯もみショーを見よう

湯畑のすぐ西隣に建つ熱乃湯は、草津温泉の文化的なシンボルともいえる施設です。大正ロマンを感じさせるレトロな外観が目を引き、草津を訪れた観光客のほぼ全員が立ち寄るといっても過言ではありません。

ここで見ることができるのが、草津温泉の伝統文化「湯もみと踊り」のショーです。草津の源泉は約50℃以上と非常に高温で、そのままでは入浴できません。かといって水を加えて温度を下げてしまうと、大切な温泉の効能が損なわれてしまいます。そこで考えられたのが「湯もみ」という方法です。約180センチの長い木の板でお湯をかき混ぜ、空気に触れさせることで温度を下げる、江戸時代から草津に伝わる独特の入浴文化なんです。

ショーでは、そろいの着物姿の女性たちが「草津節」の民謡に合わせてリズミカルにお湯をかき混ぜ、踊りを披露します。クライマックスには豪快なお湯しぶきが飛び散る演出があり、思わず手に汗を握る迫力です。昭和35年から続くこのショーは、2015年に建物がリニューアルされ、現在は2階建て吹き抜けの大正ロマン風の建物で毎日開催されています。

湯もみ体験に参加してみよう

熱乃湯では、ショーを見るだけでなく実際に湯もみを体験することもできます。体験は毎週日曜日・月曜日の11時30分から13時に実施されており、スタッフが丁寧に指導してくれるので初めてでも安心です。

実際にやってみると、思った以上に全身を使う運動になります。体験後にはスタンプカードがもらえ、5回参加すると記念品がいただけるという嬉しい仕組みもあります。草津に何度も通いたくなる理由のひとつですよね。

おすすめポイント

熱乃湯の施設は2階建ての吹き抜け構造です。1階では湯もみを間近で観覧でき、2階からはショー全体を俯瞰して楽しめます。どちらの席もそれぞれ違った楽しみ方ができます。

チケットは各公演の30分前から販売所のみで購入できます。予約はできないため、人気の公演は早めに並ぶのがおすすめです。特に週末や連休中の朝一番の公演は混雑します。

夜は熱乃湯の建物にガス灯がともり、温泉街がいっそう情緒豊かな雰囲気に包まれます。建物の外観を眺めるだけでも、大正ロマンの世界に引き込まれる気分ですよね。

熱乃湯の基本情報

  • ショー時間:1日6回公演 9:30・10:00・10:30・15:30・16:00・16:30
  • 湯もみ体験:毎週日曜日・月曜日 11:30〜13:00(最終受付12:50)
  • 観覧料:大人700円、小学生350円
  • 湯もみ体験料:300円(小学生以上)
  • 定休日:年間通じて毎日営業(メンテナンス等による臨時休演あり)

森の空中を駆けぬける爽快感・草津フォレストステージ

温泉だけじゃなくアクティビティも楽しみたいという方に、ぜひおすすめしたいのが草津フォレストステージです。草津温泉ホテルヴィレッジの広大な敷地に広がる空中アスレチック施設で、標高約1,200メートルの豊かな森のなかに全31種のアトラクションが設置されています。

コースは難易度別に分かれており、初めての方も気軽にチャレンジできます。

フェアリーコースは、高さ3.5〜6.5メートルの木々の間を渡る入門編のコース。スラックラインやタイヤ渡りを経て、最後はジップスライダーで宙を飛ぶ爽快感を味わえます。所要時間は約30分、身長110センチメートル以上から挑戦可能です。

マスターミニコースは上級者向けの本格的なコース。複数のジップスライダーや一本橋渡り、ターザンスイングなどスリリングなアトラクションが連続します。最後には100メートル級のジップスライダーが待ち受けており、森の上空を一気に滑り降りる感覚は言葉では伝えきれません。身長140センチメートル以上が対象です。

草津フォレストステージの最大の魅力は、緑豊かな森のなかで非日常体験ができることです。温泉街の観光だけでは味わえない開放感と達成感を得られます。安全面もしっかりしており、スタッフによる安全講習が受付後に実施されます。ハーネスを着用するので、高所が苦手な方も安心して挑戦できます。

2026年は4月25日よりシーズン営業がスタートしています。夏のシーズン中は特に賑わうため、週末はなるべく早い時間帯に向かうのがおすすめです。温泉観光の前後に立ち寄ることで、草津をより充実した体験で楽しめます。体を動かした後の温泉は格別の気持ちよさです。


Tips③ 草津フォレストステージ攻略のコツ

雨天・落雷時は安全のため営業が中止になります。返金対応はありますが、せっかくの旅行で外れると残念ですよね。天候が不安定な日は、午前中の早い時間帯を狙うと比較的リスクを減らせます。また、スカートや革靴では参加できないため、動きやすいスポーツウェアと運動靴で訪れましょう。


草津フォレストステージの基本情報

  • 営業期間:3月下旬〜11月下旬(予定)
  • スタート時間(フェアリーコース):9:00・10:00・11:00・13:00・14:00・15:00・16:00
  • 料金:フェアリーコース 2,200円、マスターミニコースは公式サイト参照
  • 定休日:木曜日(7月31日・8月は無休)、ほか公式カレンダー参照
  • 注意:天候不良時は営業中止あり(返金対応)

草津温泉へのアクセス・行き方

電車でのアクセス

東京方面から電車を利用する場合は、JR吾妻線の長野原草津口駅を目指します。上野・新宿方面からは特急「草津・四万」を利用すると乗り換えなしで到着でき、所要時間は約2時間30分です。長野原草津口駅からJRバスに乗り換えて草津温泉バスターミナルへ(所要約25〜30分)、バスターミナルから湯畑まで徒歩約5分です。

高速バスでのアクセス

東京からもっとも手軽なアクセス方法は、高速バス「上州ゆめぐり号」です。東京駅またはバスタ新宿から草津温泉バスターミナルまで乗り換えなしの直行便で、所要時間は東京駅から約4時間40分、バスタ新宿から約4時間。2026年の最安値は2,800円程度からとコストパフォーマンスも優秀で、荷物が多い旅行者にも人気の選択肢です。

車でのアクセス

関越自動車道の渋川・伊香保ICまたは月夜野ICから国道17号・353号・145号・292号を経由して約90分です。主な駐車場は湯畑観光駐車場と西の河原公園駐車場の2カ所(それぞれ約180台・150台収容)で、いずれも有料となっています。

草津フォレストステージへのアクセス

草津温泉バスターミナルから、ホテルヴィレッジの無料シャトルバスが定期運行しています。徒歩では約20分かかるため、シャトルバスの利用が断然便利です。


営業時間・料金・注意点まとめ

各スポットの料金一覧

スポット料金
湯畑・周辺散策・足湯無料
西の河原公園散策・足湯無料
西の河原露天風呂別途料金あり(公式サイト参照)
熱乃湯 湯もみと踊り観覧大人700円・小学生350円
熱乃湯 湯もみ体験300円(小学生以上)
草津フォレストステージ フェアリーコース2,200円

混雑情報と訪問のベストタイミング

草津温泉はゴールデンウィーク・夏休み・年末年始が特に混雑します。熱乃湯の湯もみショーは人気が高く、週末の人気公演は30分前でもすでに列ができることがあります。チケット販売は各公演の30分前から開始で予約不可ですので、時間に余裕を持って行動しましょう。

草津フォレストステージも夏の週末は混雑し、プレイ可能人数を超えた時点で当日受付が終了することがあります。当日確実に体験したい場合は、開園直後を狙うのがベストです。

服装・持ち物のポイント

温泉街の散策は石畳が多いため、歩きやすいシューズがおすすめです。足湯をしたい方は、タオルを忘れずに。草津フォレストステージではスポーツウェアと運動靴が必須で、スカートや革靴は参加できません。荷物はロッカーに預けられますが、数に限りがあります。

草津白根山の噴火警戒について

2026年現在、草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられており、国道292号志賀草津道路の一部区間が閉鎖されています。温泉街自体への影響はありませんが、草津白根山方面への立入は禁止されています。最新情報は草津温泉観光協会の公式サイトで事前に確認してください。


まとめ・草津温泉は何度でも行きたくなる場所

草津温泉の魅力、伝わりましたか。

湯畑を中心に、温泉・文化体験・自然散策・アウトドアアクティビティと、コンパクトなエリアにこれだけの楽しみが凝縮された観光地は、なかなかありません。

  • 湯畑は、草津のすべての始まり。湯けむりのなかに立つだけで旅に来たという実感がじんわりとわいてきます。
  • 西の河原公園は、この世のものとは思えない幻想的な景色を無料で楽しめる場所。夜のライトアップはぜひ見てほしいです。
  • 熱乃湯は、江戸時代から続く湯もみの伝統を全身で体感できる場所。単なる見学を超えた参加型の感動があります。
  • 草津フォレストステージは、温泉旅行に運動と爽快感をプラスする新感覚の体験。達成感と解放感は格別です。

この4スポットをうまく組み合わせれば、1泊2日の旅でも十分すぎるほど充実した草津体験ができます。はじめて訪れる方には定番の湯畑・熱乃湯コースを、リピーターの方には夜の西の河原散策や湯もみ体験を、アクティブ派には草津フォレストステージをおすすめします。

訪れるたびに新しい発見がある草津温泉。ぜひ、あなた自身の草津体験を見つけに行ってみてください。


宿の情報はこちらも参考にどうぞ。


※掲載情報は2026年5月時点のものです。営業時間・料金は変更になる場合がありますので、お出かけ前に必ず各施設の公式サイトをご確認ください。草津白根山の噴火警戒状況についても最新情報をご確認のうえ、お出かけください。

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