こんな方におすすめ
白糸の滝の涼やかな水音を耳にしながら、信州の大自然にどっぷりと浸かりたい。そんな旅の夢を実現したいのなら、ここ軽井沢エリアはまさに理想の舞台です。
この記事がぴったりなのは、こんな方々です。
- カップルや夫婦で、記念日や特別な旅行を贅沢に過ごしたい
- 一人旅で、静かな高原の空気のなかで日常をリセットしたい
- 絶景好きで、浅間山や白糸の滝など信州の自然美を体感したい
- 旅先でも温泉につかってゆっくり過ごしたい
軽井沢エリアの最大の魅力は、なんといっても「上質な自然と上質なホスピタリティが同居している」ことですよね。旧軽井沢銀座の風情ある街並み、森の中に佇む歴史あるホテル、白糸の滝に代表される清らかな水の景色。東京から北陸新幹線でわずか約1時間10分という好アクセスも、週末旅行にはありがたいところです。
この記事では、白糸の滝を観光の軸に据えながら、そのエリア周辺で泊まりたいおすすめの宿を6軒厳選してご紹介します。歴史あるクラシックホテルから、源泉かけ流しの秘湯、森に溶け込むラグジュアリーリゾートまで、旅のスタイルに合わせて選んでみてください。
まず知っておきたい「軽井沢・白糸の滝」エリアのこと
白糸の滝はこんな場所
白糸の滝があるのは、長野県北佐久郡軽井沢町。軽井沢駅から車で約24分、白糸ハイランドウェイという有料道路を通ってアクセスします。
この滝の最大の特徴は、なんといってもその独特の形状です。高さは3メートルほどとさほど高くないのに、幅はなんと約70メートル。浅間山に降り注いだ雨が長い年月をかけて地中に浸み込み、湾曲した岩壁から白い絹糸のように無数に流れ出る姿は、ほかの滝ではなかなか見られない光景です。水の冷たさとマイナスイオンたっぷりの空気が、真夏でも体を一気にリフレッシュしてくれます。
季節ごとに違う顔を見せてくれるのも魅力のひとつで、新緑の初夏、紅葉が色づく秋、そして氷柱ができる冬も美しい。夏の週末や秋の紅葉シーズンは特に混み合うので、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
また、2026年現在も夏季のプロジェクションマッピングや、冬季のライトアップイベントが開催されており、夜の幻想的な白糸の滝を楽しむ旅人も増えています。
2026年からの宿泊税にご注意を
2026年6月1日より、軽井沢町内に宿泊する方を対象に宿泊税が導入されました。1名1泊につき、宿泊料金が6,000円以上10,000円未満で200円、10,000円以上100,000円未満で250円、100,000円以上で700円がそれぞれ別途かかります。長野県と軽井沢町の合算額です。旅行の予算を立てる際はあらかじめご確認ください。
白糸の滝周辺おすすめ宿6選【2026年版】
1.万平ホテル ─ 1894年創業、軽井沢を代表するクラシックホテル
1894年の創業以来、軽井沢という土地の歴史そのものを刻み続けてきた万平ホテル。あのジョン・レノンが家族でこよなく愛した宿としても有名で、その名前を聞いただけで胸が高鳴る方も多いのではないでしょうか。
ホテルの象徴であるアルプス館をはじめ、愛宕館・碓氷館という趣の異なる3棟の宿泊棟が、緑豊かな庭園に囲まれています。クラシカルな意匠を保ちながらも、客室や設備は時代に合わせてリニューアルを重ねており、温泉付き客室も備わっています。
おすすめポイント
万平ホテルといえば、やはり食の格式も外せません。メインダイニングでは地産地消の伝統フレンチが楽しめます。料理名は「Eternité(エテルニテ)」と名付けられており、伝統の味を心地よく未来へ紡いでいくというコンセプトのもと、信州産の旬食材を活かした一皿が供されます。
カフェテラスで供される伝統のアップルパイとロイヤルミルクティーは、軽井沢旅行の定番として世代を超えて愛されてきた一品。宿泊しなくても訪れる価値がありますが、泊まってこそゆっくり味わえる時間の贅沢があります。
アクセス
- 電車:JR「軽井沢駅」南口より予約制無料送迎バスあり、またはタクシーで約5分
- 車:上信越道「碓氷軽井沢IC」より約20分
- 白糸の滝まで:車で約20分
2. 小瀬温泉ホテル ─ 白糸の滝まで車で7分、国有林に佇む一軒宿
「軽井沢の奥座敷」とも呼ばれる小瀬温泉ホテルは、白糸の滝の最も近くに位置する温泉宿の一つです。軽井沢の国有林の中にたった一軒だけ建つという立地は、それだけでもう特別な宿の予感がしますよね。
おすすめポイント
この宿のいちばんの自慢は、なんといっても源泉かけ流しの温泉です。2本の自家源泉から湧き出る温泉は、1時間で約半分のお湯が入れ替わるほどの豊富な湯量を誇り、常に新鮮な天然温泉が満たされています。貸切露天風呂は無料で利用でき、小瀬川のせせらぎと野鳥のさえずりを聞きながらの湯浴みはまさに別世界です。
食事も見どころのひとつ。地元信州の恵みとフレンチの技、そして和の心を融合させた「お箸で食べる和フレンチ」は、信州牛や信州サーモンなど厳選した地元食材を彩り豊かに調理。お箸で楽しめるフレンチという独自スタイルは、初めての方にもきっと新鮮な驚きを与えてくれます。
静かな森の一軒宿ならではの、誰にも邪魔されない時間を過ごせるのが何より贅沢です。
アクセス
- 電車:JR「軽井沢駅」よりタクシーで約20分
- 車:上信越道「碓氷軽井沢IC」より約30分
- 白糸の滝まで:車で約7分(白糸の滝に最も近い宿のひとつ)
3. 旧軽井沢 ホテル音羽ノ森 ─ クラシカルな佇まいと信州食材の美食
旧軽井沢銀座の近くに佇む旧軽井沢 ホテル音羽ノ森は、1982年に誕生した歴史あるホテルです。現在は閉館している重要文化財・旧三笠ホテルをモチーフに建てられた純西洋建築が、緑の木々の中にしっくりと溶け込んでいます。
クラシカルな空間とスタッフの丁寧なホスピタリティが評判で、「初めて訪れたはずなのに、どこか懐かしい」という感覚を覚える宿として、リピーターに愛され続けています。TVドラマや映画の撮影場所にもなってきたほど、その佇まいの美しさは本物です。
おすすめポイント
音羽ノ森の食事は、地元農家から直接仕入れる野菜をはじめ、信州産の旬食材をふんだんに使ったフランス料理が楽しめます。歴史的な建物の中で過ごす食事の時間は、どこかドラマのワンシーンに迷い込んだかのような非日常感がありますよね。
ホテル内には可愛らしいチャペルもあり、結婚式やウエディングの会場としても人気を誇ります。ガーデンウエディングもできるロマンチックな中庭は、旅行中に散策するだけでも心が華やぎます。
旧軽井沢銀座の散策や、万平ホテルとあわせて周るのにも便利な立地です。
アクセス
- 電車:JR「軽井沢駅」よりタクシーで約10分
- 車:上信越道「碓氷軽井沢IC」より約15分
- 白糸の滝まで:車で約20分
4. THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 ─ 森のグラン・オーベルジュで美食三昧
軽井沢エリアの宿で「食」を徹底的に追求するなら、THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田は外せません。浅間山を眼前に望む御代田町の小高い森の中に建つ「森のグラン・オーベルジュ」で、全国にフランス料理店を展開する「ひらまつ」グループならではの美食体験が待っています。
約6万1,000平方メートルという広大な敷地に、本館28室と9棟の大型ヴィラが点在。ヴィラはミニキッチン付きで、まるで自分だけの森の別荘に滞在しているような気分が味わえます。
おすすめポイント
全客室にテラスと半露天風呂を完備。客室の最小面積はテラス込みで100平方メートルを超えており、カップルや夫婦でゆったりと過ごせる空間が保証されています。
フランス料理「ル・グラン・リス」とイタリア料理「ラ・ルミエール・クレール」という2つのレストランがそれぞれ異なるスタイルで迎えてくれます。料理人が生産者のもとへ直接出向いて選んだ、まさに食べごろの旬食材だけを使った料理は格別。屋外の「TAKIBIラウンジ」で焚き火を囲みながら過ごす夜の時間も、ここならではの体験です。
アクセス
- 電車:JR北陸新幹線「軽井沢駅」よりしなの鉄道に乗り換え「御代田駅」下車、タクシーで約10分
- 車:上信越道「佐久IC」より約20分
- 白糸の滝まで:車で約30分
5. ホテル鹿島ノ森 ─ 落葉松の森に佇む、大人のための静謐な邸宅
旧軽井沢の静かな別荘地にひっそりと佇むホテル鹿島ノ森は、「森と調和しながら静かに心をほどく、大人のための邸宅」というコンセプトを体現した宿です。オークラホテルズ&リゾーツの一員として、品格あるホスピタリティと自然への深い敬意が共存しています。
落葉松林と手入れの行き届いた芝生の庭には、野鳥がさえずり、リスの親子が気ままに遊ぶ姿も見られます。そんな豊かな自然に囲まれた2階建ての建物は、大谷石の壁に包まれたシックな佇まい。軽井沢らしい上質な静けさが、訪れるたびに心をほぐしてくれます。
おすすめポイント
客室は宿泊目的に合わせて5タイプが用意されており、バルコニー付きのお部屋も揃っています。アースカラーで統一されたモダンなインテリアは、落ち着きの中に確かな上質感があります。
レストランでは、広く開放的な窓越しに四季折々の庭の景色を眺めながら、信州の恵みと世界の食材を組み合わせたフランス料理のコースを楽しめます。夕食のコース料理だけでなく、朝食のフレンチトーストも宿泊者に大好評なのだとか。ラウンジバーで夜のひとときを過ごすのも、大人旅の醍醐味ですよね。
なお、敷地内には軽井沢の名所・雲場池の水源として知られる御膳水があります。散策がてら立ち寄れるのは、この宿ならではの特別な体験です。無料のレンタサイクルを借りて雲場池や旧軽井沢銀座へ気軽に出かけられる利便性も魅力のひとつです。
アクセス
- 電車:JR北陸新幹線「軽井沢駅」北口よりタクシーで約7〜8分
- 車:上信越道「碓氷軽井沢IC」より約20分
- 白糸の滝まで:車で約20〜25分
6. 旧軽井沢ホテル東雲 ─ 鳩山通りに佇む、別荘地気分の隠れ家
旧軽井沢の閑静な別荘地「鳩山通り」にひっそりと佇む旧軽井沢ホテル東雲は、大型リゾートとは一線を画す、こぢんまりとした隠れ家ホテルです。全20室というこじんまりした規模だからこそ、スタッフとの距離が近く、きめ細やかなホスピタリティが光ります。口コミでは「スタッフの方が気さくで好印象」「また泊まりたい」という声が目立ちます。
軽井沢駅北口から徒歩約9分、旧軽井沢銀座や雲場池も徒歩圏内という好立地でありながら、周囲は静かな別荘地。軽井沢らしい木立に囲まれた静寂のなかで、ゆったりと流れる時間を過ごせます。館内への入室は土足を脱いでのスタイルで、どことなく清潔感のある「お宅訪問」のような温かみが漂います。
おすすめポイント
自慢の夕食は、旬の食材を使ったフルコースディナーです。メインはジューシーな和牛ステーキか、口の中でとろりと溶ける牛タンシチューからお好みで選べます。一皿ずつ丁寧に仕上げられた料理が、軽井沢の夜をしっとりと彩ってくれます。
朝食のアメリカンブレックファーストも評判で、卵料理やパン、スープが「美味しかった」と複数の宿泊者から高評価を集めています。素泊まりプランなら旧軽井沢銀座のレストランを気軽に使えるなど、旅のスタイルに合わせてプランが選びやすいのも嬉しいところ。夕食後は敷地内のラウンジバーでゆっくり過ごせますよ。
アクセス
- 電車:JR北陸新幹線「軽井沢駅」北口より徒歩約9分、またはタクシーで約3分
- 車:上信越道「碓氷軽井沢IC」より約25分。無料駐車場あり
- 白糸の滝まで:車で約25分
白糸の滝へのアクセス・行き方
基本情報
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉(白糸ハイランドウェイ沿い)
- 観光料金:無料(白糸の滝自体への入場は無料)
- 注意点:自家用車でのアクセスには白糸ハイランドウェイの通行料金が普通車500円かかります
電車でのアクセス
JR北陸新幹線「軽井沢駅」から草軽交通バスで「北軽井沢」方面行きに乗車し、「白糸の滝」バス停下車後、徒歩約3〜5分です。バスの所要時間は約23分。ただし運行本数が限られているため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。
車でのアクセス
- 上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より白糸ハイランドウェイ経由で約38分
- 上信越自動車道「佐久IC」より約42分
- JR「軽井沢駅」から車で約24分
軽井沢方面からは、旧軽井沢ロータリーから三笠通り経由で小瀬料金所を目指します。草津方面からは日本ロマンチック街道・鬼押ハイウェイ経由で峰ノ茶屋料金所からのルートが一般的です。
駐車場について
白糸の滝の入り口周辺の道沿いに無料の駐車場があります。普通車約200台が駐車可能です。ただし夏の週末や紅葉シーズンは混雑が激しいため、午前中の早い時間帯に訪れるのがベターです。滝まで駐車場から遊歩道を歩いて約5〜10分ほどかかります。
営業時間・料金・注意事項
白糸の滝
- 営業時間:通年見学可能。周辺売店の営業は9:00〜17:30頃(11月中旬〜4月中旬は売店のみの営業)
- 定休日:なし
- 入場料:無料
- 白糸ハイランドウェイ通行料:普通車500円(現金払い)
各宿の料金目安(2名1室・1泊あたり税込)
料金は時期やプランにより異なります。下記は参考目安として確認ください。最新料金は各予約サイトまたは宿に直接ご確認ください。
- 星のや軽井沢:高価格帯のリゾートホテル(要公式サイト確認)
- 万平ホテル:2名税込約35,000円〜46,000円程度
- 小瀬温泉ホテル:予算に合わせたプランあり
- 旧軽井沢 ホテル音羽ノ森:料金はプランにより異なる
- THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田:2名税込約83,000円〜(高価格帯)
- アンシェントホテル浅間 軽井沢:比較的手頃なラグジュアリー宿
- 星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート:中〜高価格帯
注意事項まとめ
- 宿泊税:2026年6月1日より、軽井沢町内の宿泊には別途宿泊税がかかります(1名1泊200円〜700円)
- 夏・紅葉シーズンは非常に混み合うため、早めの予約が必須です
- 冬季の白糸の滝周辺は道路が凍結することがあるため、スタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンが必要です
- 白糸ハイランドウェイは自動車専用の有料道路のため、徒歩・自転車・125cc以下のバイクは通行できません
- 冬のライトアップイベント開催時間帯は公共交通機関が運行していないため、自家用車またはタクシーが必要です
まとめ
軽井沢・白糸の滝エリアは、清らかな自然美と上質な宿泊体験が見事に融合した、特別な旅の目的地です。
白糸の滝に最も近いのは小瀬温泉ホテルやアンシェントホテル浅間 軽井沢で、白糸の滝を観光の軸に据えるならこのあたりが便利です。クラシックな軽井沢の雰囲気を存分に味わいたいなら万平ホテルや旧軽井沢 ホテル音羽ノ森、大自然の中でとにかく贅沢に過ごしたいなら星のや軽井沢やTHE HIRAMATSU 軽井沢 御代田がおすすめです。
どの宿を選んでも、信州の大地が育んだ食と水、そして凛とした高原の空気が旅人を迎えてくれます。今年の旅行先の候補に、ぜひ軽井沢・白糸の滝エリアを加えてみてくださいね。旅の計画を立てるだけで、なんだかもうワクワクしてきませんか。
※ 掲載している料金・営業情報は2026年3月時点の情報をもとにしています。最新情報は各宿の公式サイトまたは予約サイトにてご確認ください。

