この記事でわかること・こんな人におすすめ
軽井沢に行くなら、雲場池はぜったいに外せない場所のひとつです。池の名前は知っていても「実際どんな場所なの?」「いつ行くのがベスト?」と迷っている方、いらっしゃいますよね。
この記事では、雲場池の見どころ・楽しみ方・アクセス方法・注意点まで、2026年の最新情報をもとにまるごとご紹介します。
こんな方に特におすすめです。
- 軽井沢が初めてで、定番の絶景スポットに行きたい方
- 紅葉の季節に最高の写真を撮りたい方
- 自然の中でゆったりと散策したいカップルや一人旅の方
- 子ども連れでのんびり歩ける場所を探している方
雲場池のいちばんの魅力は、水面に映り込む四季の風景が、まるで絵画のような美しさであること。春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れるたびに全く異なる顔を見せてくれる、軽井沢随一の景勝地です。
雲場池はこんな場所 基本情報と特徴

スワンレイクの愛称をもつ、軽井沢の名所
雲場池は、長野県北佐久郡軽井沢町の旧軽井沢エリアにある池です。JR軽井沢駅から徒歩20分ほど、旧軽井沢銀座商店街からは徒歩約15分の閑静な別荘地の中にあります。
かつて冬になると白鳥が飛来したことから、軽井沢を訪れた外国人たちのあいだで「スワンレイク」という愛称で親しまれてきました。その名残は今も残り、地元でも親しみを込めてそう呼ばれることがあります。
池の水源は「御膳水」と呼ばれる清冽な湧き水。もともとは川を堰き止めてつくられた人工池なのですが、そうとは感じさせないほど自然に溶け込んだ美しさがあります。現在、池の一帯は「雲場川風致地区」に指定されており、豊かな自然環境が守られています。
池の周囲には約1kmの散策路が整備されており、カラマツやモミジなどの木々に囲まれながらのんびりと歩くことができます。都市部の喧騒から離れた静かな環境の中で、鳥のさえずりと水の音だけに耳を澄ます時間は、軽井沢という場所の本質を体感させてくれます。訪れた人が「また来たい」と口をそろえるのも、なるほどと納得できる場所なんです。
皇室も愛した、軽井沢の誇る景勝地
実は雲場池は、皇室の方々が軽井沢を訪れた際に必ずと言っていいほど訪れていた場所としても知られています。それほど格式ある景勝地でありながら、入場料は無料。誰でも気軽に楽しめるのが、雲場池のうれしいところですよね。
周辺には外人墓地や美術館などの歴史的な施設も点在しており、エリア全体がひとつの観光コースとして成り立っています。軽井沢らしいゆったりとした時間を味わいたい方に、ぴったりの場所なんです。
見どころ・魅力 四季で変わる絶景と散策の楽しさ
約1kmの散策路を歩く 池一周の森林浴
雲場池の周囲には、約1kmの遊歩道が整備されています。池をぐるりと一周しながら、季節の自然を間近に感じることができます。舗装された歩きやすい道なので、小さなお子さん連れやシニアの方でも安心して散策できますよ。
一周の所要時間は15〜25分ほど。ゆっくり写真を撮りながら歩いても、30〜40分あれば十分楽しめます。遊歩道から池を眺めると、水面に木々がくっきりと映り込む「逆さ木々」の光景が広がります。この光景こそが、多くの人を魅了してやまない雲場池の代名詞的な景色なんです。
池の中では、カルガモがのどかに泳ぐ姿が見られます。また水が澄んだ上流側には、ニジマスやイワナのような清流魚が泳いでいることもあり、自然の豊かさに驚かされます。春から夏にかけてはカエルや色とりどりの蝶も姿を現し、小さな生き物たちとの出会いも散策の楽しみのひとつです。
Tips 1:水面リフレクションの撮影ポイント
雲場池で最も美しい写真が撮れるのは、池の南側から北方向を向いて撮影するアングルです。風のない日の早朝は水面が鏡のように静まり、周囲の木々が完璧に映り込みます。紅葉シーズンは撮影の行列ができることもあるので、朝早めに訪れるのがおすすめです。
春 新緑と清らかな水の調和
4月末から5月にかけて、雲場池は鮮やかな緑に包まれます。カラマツやモミジの新芽が一斉に芽吹き、澄んだ水とあわさって軽井沢らしい爽やかな景観が広がります。木漏れ日が遊歩道に差し込む様子はとても美しく、深呼吸するだけで心が解放されるような感覚です。
5月にはショウブも見られ、水辺の草花が彩りを添えます。ゴールデンウィーク中も比較的落ち着いた雰囲気で楽しめるため、混雑を避けながら軽井沢の自然を満喫したい方には春がとくにおすすめです。
夏 涼風の中で青紅葉を楽しむ
7月〜9月の夏、軽井沢は都市部より気温が大幅に低く、避暑地として最高の環境が整います。雲場池では「青紅葉」と呼ばれる緑いっぱいのモミジが水面に映り、深い緑のベールに包まれた幻想的な空間を楽しめます。
蝉の声と鳥のさえずりに包まれながら歩く遊歩道は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。7〜9月にはカルガモや水辺の植物も観察でき、ナチュラリストにもたまらないシーズンです。
秋 軽井沢随一の紅葉名所
雲場池といえば、やはり秋の紅葉が圧倒的な人気を誇ります。モミジ、カエデ、ブナなどの木々が鮮やかに色づき、池の水面に映り込む様子はまさに絶景のひとこと。軽井沢でも指折りの紅葉スポットとして、毎年多くの観光客が訪れます。
軽井沢は高地にあるため、都市部よりも一足早く紅葉が始まるのが特徴です。例年10月上旬から色づき始め、10月下旬から11月上旬にかけてがピーク。この時期の週末は特に混雑が予想されるため、平日や早朝の訪問が賢明です。
紅葉シーズンには、軽井沢駅と雲場池の間を結ぶシャトルバスが運行されることもあります。最新の運行情報は軽井沢観光協会のホームページで確認するのがおすすめです。
冬 雪化粧をまとった幻想的な景色
冬の雲場池は、雪をかぶった木々と静寂に包まれた水面が、他の季節とはまったく異なる表情を見せてくれます。白と黒のコントラストが美しく、写真好きな方にとっても特別な季節です。
観光客が少ない分、静かに自然と向き合える冬の雲場池は、一人旅や大人のカップル旅にとって特別な体験を与えてくれます。ただし雪や凍結の可能性があるため、歩きやすい滑り止め付きの靴で訪れることをおすすめします。
軽井沢の冬は本格的な寒さになりますが、それでも訪れる人が後を絶たないのは、「この季節だけの景色」がそこにあるからです。ほかの誰も見ていないような早朝の雪景色を、静かに独り占めできるのは冬ならではの贅沢です。
写真映えスポット 思わずシャッターを切りたくなる絶景

雲場池全体が美しい撮影スポットですが、なかでもとくに人気の構図がいくつかあります。
池の南端からの正面ショットは、水面に空と木々が一体となって映り込む代表的な構図です。水面に揺れるリフレクションと、背後に広がる青い空や紅葉のグラデーションが一枚に収まる景色は、ため息が出るほど美しい。
遊歩道を歩きながらの縦構図も人気です。頭上を覆うように枝が伸びる緑のトンネルや、左右から色づいたモミジが迫ってくる構図は、奥行きのある写真が撮れます。
スマートフォンでも十分きれいに撮れますが、より本格的に楽しみたい方はミラーレスカメラと広角レンズがあると、池の広がりと木々の豊かさを余すことなく表現できます。
Tips 2:野鳥観察のすすめ
雲場池周辺は野鳥の宝庫でもあります。カルガモは年間を通じてよく見られますが、季節によってはカワセミやシジュウカラなど多彩な野鳥が姿を現します。散策の際はイヤホンを外して、自然のBGMに耳を傾けてみてください。双眼鏡があるとさらに楽しめます。
アクセス・行き方
電車でのアクセス
東京方面からはJR北陸新幹線で軽井沢駅まで約1時間20分。軽井沢駅はJR線としなの鉄道の両方が乗り入れています。
軽井沢駅から雲場池までは次のとおりです。
- 徒歩の場合:軽井沢駅北口から約20分。旧軽井沢銀座方面へまっすぐ進み、東雲信号を左折して雲場通りを進むと六本辻ラウンドアバウト交差点に到着します。そこから池まではすぐです。
- バスの場合:軽井沢駅北口1番乗り場から西武観光バスに乗車し、約5〜6分。「六本辻・雲場池」バス停で下車後、徒歩約3〜5分。バスは本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておきましょう。
- タクシーの場合:軽井沢駅からタクシーで約5〜7分。
車でのアクセス
- 上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から一般道で約11km、約20分
- 上信越自動車道「軽井沢IC」から一般道で約12.9km、約20分
重要:雲場池には専用駐車場がありません。 池のすぐ前の道路は路上駐車禁止となっています。車でお越しの場合は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
池から徒歩約3分の「雲場池駐車場」が最も近く、200台程度収容できます。料金は通常期1回500円、ハイシーズンは1,000円程度になることがあります。また軽井沢駅周辺の駐車場に停めてバスや徒歩で向かう方法もあります。
紅葉シーズンは周辺道路が渋滞することがあるため、公共交通機関の利用が強くおすすめされます。
営業時間・料金・注意点
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢 |
| 入場料 | 無料 |
| 開園時間 | 24時間 年中無休 |
| 定休日 | なし |
| 問い合わせ | 軽井沢町役場 観光経済課 Tel:0267-45-8579 |
入場料は無料で、年間を通じていつでも訪れることができます。軽井沢の大自然を、費用をかけずに思い切り楽しめるのが雲場池の大きな魅力のひとつですよね。
混雑情報
- 最も混雑するのは紅葉シーズンの10月下旬から11月上旬の週末。特に昼間は散策路が混み合います。
- 混雑を避けるなら平日の早朝がベスト。朝の静かな時間帯は水面も穏やかで、美しいリフレクションも楽しめます。
- 夏の軽井沢は全体的に観光客が多い時期ですが、雲場池エリアは旧軽銀座に比べると比較的落ち着いた雰囲気です。
服装・持ち物の注意点
- 遊歩道は舗装されていますが、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズが安心です。
- 冬季は凍結の可能性があるため、滑り止め付きの靴を必ずご用意ください。
- 軽井沢は気温が低く、真夏でも一枚羽織るものがあると快適に過ごせます。朝晩はとくに肌寒いことが多いです。
- 虫除けスプレーがあると、夏の散策が快適になります。
- ゴミ箱は設置されていません。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
Tips 3:軽井沢町公式ライブカメラで事前チェック
紅葉の見頃や積雪状況は年ごとに異なります。訪問前に軽井沢町公式のライブカメラでリアルタイムの池の様子を確認することができます。わざわざ行ったのに「まだ色づいていなかった」という残念な思いをしないためにも、ぜひ活用してみてください。
まとめ 雲場池は、何度でも訪れたくなる軽井沢の宝石
雲場池は、派手なアトラクションがあるわけでも、複雑な観光設備があるわけでもありません。ただそこに池があり、木々があり、水面があるだけです。
でも、だからこそ心に深く刻まれる場所なんです。
春の新緑、夏の青紅葉、秋の燃えるような紅葉、冬の雪景色。 一度訪れれば、また別の季節に来てみたくなる。そんな不思議な魅力を持つのが雲場池です。
入場料は無料、散策路は歩きやすく、軽井沢駅からもアクセスしやすい。ハードルが低いのに、受け取れる感動はとても大きい場所です。
軽井沢には魅力的なスポットがたくさんありますが、雲場池は「軽井沢らしさ」を最も純粋に感じられる場所だと思います。旧軽井沢銀座の賑わいとは対照的に、池のほとりに立つと時間の流れが少しゆっくりになるような感覚があります。水面に映る木々を眺めながら、しばらく何も考えずにぼーっとしてみてください。それだけで、来てよかったと思える場所なんです。
初めての軽井沢でも、何度も来ている方でも、雲場池は必ず新しい表情で出迎えてくれます。次の旅の計画に、ぜひ雲場池を組み込んでみてください。きっと、忘れられない景色に出会えるはずです。
2026年も、雲場池は変わらずそこにあります。季節ごとに異なる美しさを、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
基本情報まとめ
- 場所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢
- アクセス:JR軽井沢駅から徒歩約20分、バスで約10分、タクシーで約5分
- 入場料:無料
- 開園時間:24時間年中無休
- 駐車場:雲場池駐車場・徒歩3分・有料、周辺駐車場も利用可
- 問い合わせ:軽井沢町役場 観光経済課 Tel:0267-45-8579


